■サル発見メール→田畑へ急げ! 京都・舞鶴で販売(▽07.07.03)


サル発見メール→田畑へ急げ!

山間地域で農作物を荒らすサル対策に、サルの出没をキャッチして近隣住民らに知らせるシステムを、京都府舞鶴市の舞鶴工業集積協議会が開発し、販売を始めた。 体温や動き、ワィヤで感知
京都・舞鶴で販売

「猿発見伝」を開発したデジタル・クリエイト・エムの柴田達雄常務(左端)ら=舞鶴市余部上で
「猿発見伝」を開発したデジタル・クリエイト・エムの
柴田達雄常務(左端)ら=京都府舞鶴市余部上で
名付けて「猿発見伝」。サルの体温と動きに反応するカメラや、たこ糸ほどの太さのワイヤが引っ張られると信号を出す機器などが侵入を感知。ほかに、群れの1匹を捕まえて首輸型発信機をつければ、半径1キロに近づいたのがわかる。これらの「侵入信号」を、田畑近くの小屋などに置く専用コンピューターを経由して近隣住民の携帯電話などへ一斉メールで知らせる。出没データはコンピューターに蓄積する。湿度や気温の変化に耐えられるよう、コンピューターはアルミの箱に収めた。カメラは田畑を確認することもできる。値段はワイヤの機器の数などで変わり、400万円から。10日までモニターも募っている。

30万円からの「格安」タイプもあるが、こちらの探知手段は人間。サルを見つけたら、集会所や自治会長宅などに置く専用端末からメールで通報する。端末は高齢者の利用を想定し、出没したサルの匹数のボタンを押すだけで済むようにした。
同協議会は舞鶴の機械や金属加工関連の約50杜でつくる。開発に取り組んだ協議会会員でIT機器メーカー「デジタル・クリエイト・エム」の常務柴田達雄さん(46)は舞鶴市内で家庭菜園をしている。「サルは大きな音などが出る装置にはすぐ憤れる。究極の撃退方法は人がすぐに田畑に行くことだ」と話す。

問い合わせは舞鶴商工会議所内の同協議会(0773・62・4600)へ。


朝日新聞 2007年7月3日13版奈良


(朝日新聞 2007年7月3日13版奈良より引用しました)





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